<勝利へ・2021センバツ鳥取城北>選手紹介/3 畑中未来翔内野手(2年)/松田龍太内野手(2年) /鳥取
◇練習一筋頼れる主将 畑中未来翔(はたなかみくと)内野手(2年) 頼れる主将。2013年と15年の夏の甲子園での鳥取城北の試合を見て「自分もこの舞台で活躍したい」と進学を決めた。昨秋は唯一の公式戦経験者としてあらゆる面でチームを引っ張ったが、一冬を越えて「技術だけでなく、今まで声かけができなかった選手も、しっかり声を出せるようになってきた」とチームの成長を実感している。自身も負けじと、オフの日も完全休養はせず誰よりもバットを振り込んできた。 昨秋までの外野手から、入学時に守っていた三塁手に戻った。「甲子園は観客あってこそなので、スタンドで見てもらえることに感謝したい。プレーを通じ、自分たちを支え応援してくれた方々への感謝を見せたい」と意気込む。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)180センチ(2)86キロ(3)右左(4)6・1秒(5)105メートル(6)鳥取市立中ノ郷中(鳥取ボーイズ) ……………………………………………………………………………………………………… ◇俊足巧打で攻守の要 松田龍太(まつだりゅうた)内野手(2年) 俊足巧打の1番打者、そして遊撃手としてチームの攻守の要を担ってきた。50メートル走のタイムは、チーム最速タイの6・0秒。「甲子園では脚で相手をかき回したい」と誓う。 中心選手としてセンバツ出場に貢献したが、昨秋は中国大会で本塁打を放った一方、打率は2割5分、盗塁も1回止まりと「結果が出せなかった」。山木博之監督からも1、2番打者が機能していなかったことを指摘され、この冬は長打よりも出塁を増やす打撃と、脚力を生かす積極的な走塁を模索してきた。 理想の選手として西武や米大リーグで活躍した松井稼頭央・西武2軍監督を挙げる。「走攻守すべてがすごかった。自分も三拍子そろった遊撃手になりたい」と闘志を燃やす。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)170センチ(2)66キロ(3)右右(4)6・0秒(5)95メートル(6)神戸市立魚崎中(大阪・大淀ボーイズ) ……………………………………………………………………………………………………… <メモの見方>(1)身長(2)体重(3)投げ方・打ち方(4)50メートル走タイム(5)遠投記録(6)出身中学(最終出身チーム)