Gショックがスタートしたプロジェクト 「VIRTUAL G-SHOCK」の全貌とは?
G-SHOCK(Gショック)が新たにスタートさせたオンラインコミュニティプロジェクト「VIRTUAL G-SHOCK(バーチャル Gショック)」。このコミュニティではいったい何ができるのか、どういう目的でこのコミュニティをスタートさせたのか。今回はその全貌を明らかにすべく、本プロジェクトを企画したカシオ計算機株式会社の「VIRTUAL G-SHOCK」プロジェクトの佐藤一輝さんにお話を伺った。
ユーザーとともに新しいGショックの世界を創る
2023年9月5日にプロジェクトがスタートした「VIRTUAL G-SHOCK」。ユーザー同士が交流できるオンラインコミュニティという位置づけだが、具体的にどういったことができるのだろうか。佐藤さんはこう語る。 「今年でGショックも40周年を迎えました。今後、Gショックがバーチャルな領域に進出していくなかで、これまでGショックに馴染みがなかった人たち、そしてWeb3.0やメタバースの世界に関心のある人たちに対してGショックならではの新しい体験を提供するのが目的で『VIRTUAL G-SHOCK』をスタートしました。
きっかけは、Z世代といわれる若い世代に向けて、腕時計というプロダクトだけでなく、別のアプローチ方法を創っていけたらという思いがありました。そしてコロナ禍をきっかけに、NFTやメタバースといわれるバーチャルな世界に注目が集まってきたので、バーチャルな領域とGショックを掛け合わせる、新しい取り組みのコミュニティになります」 最新のデジタル技術を活用しつつ、ユーザーとともに新しい「Gショック」の世界を創っていく、それが“VIRTUAL G-SHOCK”の概要なのだ
Discordを使った交流や“共創”企画も開催
「VIRTUAL G-SHOCK」では、実際にどういうことができて、Gショックはどのような形で登場するのだろうか。佐藤さんはこう続ける。 「まずはNFTを使ったコミュニティの会員権である『G-SHOCK CREATOR PASS(GSCP)』を配布しました。1万5,000個用意した『GSCP』が開始から6時間で配布終了になるほど、大盛況でした。