Gショックがスタートしたプロジェクト 「VIRTUAL G-SHOCK」の全貌とは?
また“Discord(ディスコード)”による誰でも無料で参加できるコミュニティを公開し、そこでGショックをキーワードにしながら、ユーザー同士がチャットなどで交流できるようにしています。たとえば、ユーザーが持っているGショックの画像を公開して見せ合うなど、Gショックを切り口にさまざまな交流がなされています。 また“Discord”の中では、チャットでスタンプなども使えるのですが、Gショックのオリジナルスタンプなども公開され、チャットでスタンプが使えるようになっています」
さらに、最近では“共に創る”と書いて“共創(きょうそう)”企画も開催されている。 「先日配布された『GSCP』を持っている人限定の共創企画では、『GSCP』のカラーデザインコンテストを開催しています。実際に『GSCP』のフォーマットをプリントアウトした紙に色鉛筆で色付けしてくれている人もいますし、編集ソフトなどでキレイに色付けしてくれている人もいて、100点以上の作品が集まっています」
オリジナルのチャットスタンプやコミュニティにいる人が共に創っていく企画など、プロジェクトがスタートしたばかりにもかかわらず“Discord”の中では、さまざまな交流が行われているようだ。
計り知れないポテンシャルを持った「VIRTUAL G-SHOCK」の今後
無限の可能性を秘めた「VIRTUAL G-SHOCK」だが、プロジェクトをスタートさせるには、大変なこともあったという佐藤さんは語る。 「NFTという世界は2021年頃から流行り始めたこともあり、まだまだ法整備がされていないところがあります。これはできるこれはできないという明確な基準がないので、そのなかで『VIRTUAL G-SHOCK』ができることをどう増やしていくか、どう楽しんでもらうかを考えるのは大きなハードルでした」 まだまだNFTやメタバースの明確な楽しみ方が見えないなかで、今後、「VIRTUAL G-SHOCK」は、どのように発展していくのだろうか。