市和歌山、選手に手縫いのお守り 保護者らが壮行会 /和歌山
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に3年ぶり6回目の出場を決めた市立和歌山の野球部保護者会による壮行会が10日、和歌山市内のホテルで開かれた。選手たちは23日に迫った開幕に向け、決意を新たにした。 会場には、指導者や選手約40人と、保護者ら約90人が参加。冒頭、米田航輝主将(2年)の父で保護者会長を務める米田隆英さん(48)が「支えてくれる人たちへの思いを胸に、市高らしいプレーを見せてほしい」とあいさつ。半田真一監督(38)は「甲子園は最高の舞台である半面、一つのミスが流れを変える怖い場所。1勝、2勝と言わず、頂点を目指してやろう」と選手たちを鼓舞した。 選手名と大会回数の「91」が手縫いされたユニホーム型のお守りが保護者から選手と指導者一人一人に手渡され、米田会長から主将に千羽鶴も贈られた。 米田主将は「秋季近畿地区大会は(準々決勝で龍谷大平安に敗れ)悔しい思いをしたので、センバツはチーム一丸となって頑張ります」と誓った。【木原真希】