「トワイライトエクスプレス」来春で運行終了。JR西日本「老朽化のため」
JR西日本は28日、大阪駅と札幌駅を約22時間かけて結ぶ寝台特急「トワイライトエクスプレス」が、車両老朽化のため来春で運転を終了することを発表した。 [写真]来春で運行終了「トワイライトエクスプレス」ってどんな列車?
同社によると、トワイライトエクスプレスは1989年に運行を開始。大阪から札幌へ向け、日本海側の福井や金沢などの駅を経由し約22時間かけて運行しており、日本一長い距離を走る寝台特急として親しまれている。 また、豪華な客室やサロンカー、食事なども人気を呼んでおり、テレビなどでもその様子がたびたび紹介されるなど、予約が取りにくいことでも知られている。この運行終了により、大阪駅を始発、終着の寝台特急は姿を消すことになるという。 運行終了について「やはり車両の老朽化のためです」と同社広報部。また「これから、さらに予約が取りにくくなるかもしれません」とも話していた。