【春の庭しごと】芽出し球根で「お手軽・楽ちんガーデニング」にトライ!栽培方法&オススメ植物5選
芽出し球根植物とは、温室などで人工的に発芽させた球根のこと。2月頃には園芸店の店頭に、すでにちょこんと芽が出た状態のポット苗として並び始めます。 【写真10枚】ミニ鉢、寄せ植え、水耕栽培「芽出し球根植物の楽しみ方」おすすめの植物も紹介します! 芽出し球根は前年の秋に春咲き球根を植え忘れてしまった場合や、球根植物を初めて育てる方にピッタリです。 今回は芽出し球根植物のメリットや利用方法、オススメの植物を参考価格とともに紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【ガーデニング】芽出し球根のメリットとは?
●時短・簡単に栽培できる 春咲き球根植物はある程度の寒さに当てないと芽が出ないため、秋~春まで待ち時間が長くなります。その点人工的に低温処理された芽出し球根植物は、時短できるのがうれしいところ。 秋に植えたことをすっかり忘れ、土を耕してうっかり球根を掘り上げてしまう心配もありません。芽出し球根を植えた後は水やりするだけでよいので、初心者にも簡単に楽しめます。 ●確実に花が咲く 球根の中にはもともと何かの原因で芽が出にくいものがあります。健康な球根でも約半年間もの間地中に埋まっているので、途中で腐ったり病気になったりすることも。 プロが芽出ししてくれた球根は問題なく育ち、カワイイ花を咲かせてくれること間違いなしです。 ●開花時期が早くなる 芽出し球根は暖かい場所で育てられて、すでに春が来たと勘違いして芽を出しています。そのため本来より2~3週間ほど早めに咲き出すのです。 球根は「少し寒いなぁ~」と思っているかもしれませんが、日中の暖かい日差しに当たれば元気よく咲き始めるでしょう。 ●花が長期間咲く 芽を出したもののまだ本格的な春のようには暖かくないため、植物は比較的ゆっくりと生長していきます。花も少しずつ開花していくので、長い期間花を楽しむことができるでしょう。
【ガーデニング】芽出し球根植物の利用方法
●ミニ鉢に植える 球根植物は苗ポットよりひとまわり大きめの鉢に植え直しましょう。1種類だけ植えるのであれば、ミニサイズの可愛い小鉢を選ぶとオシャレ。 すでに細い根が出ているので、根を傷めないようにそっとポットから抜き出しましょう。植えたあとはタップリ水やりして、日なたの暖かい場所で管理しましょう。 ●寄せ植えにする 品種の異なる球根植物をひとつの鉢に一緒に植えて、寄せ植えとして楽しむこともできます。同時期に咲いている一年草の草花と組み合わせるのもステキです。 球根植物が咲き終わったあとは華やかな一年草が咲き乱れ、初春から梅雨前まで庭を華やかに彩ってくれます。 ●水耕栽培する 芽出し球根の土を水で洗ってキレイに落とし、透明のコップなどで水耕栽培する方法も。室内でも育てられ、水の中で根が伸びていく様子が観察できます。 その際容器の底に少量の水を張り、根だけが水に浸かって球根は水面上になるように。深い容器は底に水ゴケを敷いて球根を載せるとよいでしょう。 水をこまめに取り替えて、容器が汚れてきたら球根を取り出して掃除するのがポイントです。