M-1グランプリ「令和ロマンは連覇ならず」「敗者復活戦は“オタク芸人”が嵐を呼ぶ」元ファイナリストが激戦を完全予想
最後のひと枠をかけたサバイバルバトル
今回も昨年同様、15時から22時10分まで7時間10分の生放送。最初に行われるのが最後のひと枠をかけたサバイバルバトル「敗者復活戦」である。ルール並びに注目のブロック分けを見てみよう。 【敗者復活戦 審査方法】 ①準決勝で敗退した21組が、A、B、Cの3つのブロックに分かれて4分間漫才を披露 ②会場の中からランダムに選ばれた観客500名が審査員となり1組ずつのネタ終わりで「暫定勝者」か「挑戦者」のどちらが面白かったかを審査 ③各ブロックの勝者3組の中から、芸人審査員の投票数が一番多かった1組が勝ち上がる ※各組ネタは1回のみ ●Aブロック カベポスター(吉本興業) 十九人(ASH&Dコーポレーション) 金魚番長(吉本興業) ドンデコルテ(吉本興業) フースーヤ(吉本興業) 今夜も星が綺麗(プロダクション人力舎/SMA) ダンビラムーチョ(吉本興業) ●Bブロック マユリカ(吉本興業) 家族チャーハン(吉本興業) ナイチンゲールダンス(吉本興業) カラタチ(吉本興業) 男性ブランコ(吉本興業) 滝音(吉本興業) 豪快キャプテン(吉本興業) ●Cブロック シシガシラ(吉本興業) ひつじねいり(マセキ芸能社) 例えば炎(吉本興業) オズワルド(吉本興業) インディアンス(マセキ芸能社) 豆鉄砲(ワタナベエンターテインメント) スタミナパン(吉本興業)
敗者復活戦の審査員も大きく刷新
お笑いファンならすぐにわかるはずだが、「女芸人No.1決定戦 THE W」の形式とほとんど同じ。ネタ披露は1回のみ。勝ち残りで各ブロックの代表が決まり、その代表から5名の芸人審査員が1組を決める形。5名の審査員はこちらである。 2020年王者・野田クリスタル(マヂカルラブリー) 2021年王者・渡辺隆(錦鯉) 2015年王者・斎藤司(トレンディエンジェル) 2017年王者・久保田かずのぶ(とろサーモン) 2022年大会・井口浩之(ウエストランド) 野田君と渡辺君は2年連続。昨年の審査員であるアンタッチャブル柴田君、NON STYLE石田君、かまいたち山内君は決勝の審査員となったため、新たに3人が加わり、今年は歴代王者が並ぶ形となった。 昨年の戦い、勝ち上がった「シシガシラ」から考えると大きな要素として「ライブ感」という部分は重要になる。はっきりと書くが、今年は準決勝から実力が拮抗中の拮抗。誰が決勝に行ってもおかしくないくらいの出来だった。だから本当にわからないのですが、予想させていただく。