「完全な狂気」「チームじゃない」2度の2点リードを追いつかれたマンUをレジェンドOBが酷評! 「ひどいミス。何がしたいんだ」と糾弾した選手は?
「欧州の舞台のアウェーで勝つのはとても難しい」
またも2点のリードを守れずに勝利を逃した。レジェンドOBはおかんむりだ。 マンチェスター・ユナイテッドは11月29日に行われたチャンピオンズ・リーグのグループステージ第5節で、ガラタサライと敵地で3-3と引き分けた。 【動画】「どちらの味方なんだ?」「ボールを見ろ」と辛辣批判!マンU守護神オナナの痛恨ミス ユナイテッドは前半に2点を先行するも、ハキム・ジイェフのFKで1点を返される。後半に再び突き放したが、またもジイェフのFKで詰め寄られると、さらにケレム・アクトゥルコールに同点弾を献上。3-4で逆転負けした前節コペンハーゲン戦に続き、2点差を保てずにポイントを落としている。 英紙『Daily Mail』によると、ポール・スコールズは『TNT Sports』で「こんな試合を見たことがあるだろうか。最初から最後まで完全な狂気だった。見事な2点先行スタートだったが、規律を欠いたんだ」と話した。 「これじゃ欧州の舞台のアウェーゲームで勝つのはとても難しい。悪い失点を許した。もちろん、GK(アンドレ・オナナ)が本当に厳しい夜だったね。だが、欧州での試合に勝つやり方じゃない。2-0や3-1としたら、自分の位置でプレーするんだ。とにかくリラックスするんだよ。欧州での勝ち方としては、とにかく規律が十分じゃなかった」 さらに、スコールズは「私にはチームのように感じられない。チームとしてプレーしていない」とも述べている。 「何も変わっていない。あれを止めるためのことを何もしていないんだ。ああいうプレーじゃ、特にCBの2人は対戦する相手よりも大きく、強くあらねばならない。だが、そうしているとは思わないね」 また、FKをゴールの中に弾いたオナナについては「ひどいミスだし、彼が何をしようとしているのか分からない。彼はチーム全体を緊張させ、簡単なセーブを難しく見せてしまうし、3点目であっても、彼が止められると思う。彼は毎回失点するように見えるので、相手チームはただ彼に打てと言うだろう」とこき下ろしている。 4ポイントでグループA最下位のユナイテッドは、自力での決勝トーナメント進出の可能性が消滅。最終節ですでに首位通過を果たしたバイエルンに勝ち、あとは他会場の結果次第となる。 スコールズは「現時点ではノーだ」と、ユナイテッドがバイエルンを倒すのは難しいとの見解だ。 「唯一、バイエルンがすでに突破を決めていることが助けになるかもしれない。最も力を落としたメンバーでくるだろう。だが、それでも彼らは非常に良いチームだ」 “赤い悪魔”は欧州の16強に生き残れないのか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部