髪のプロが解説!キレイな髪が遠のく【ダメ習慣5つ】
しっかりケアしているはずなのに、パサつきや切れ毛が目立ってしまう……。それ、無意識にやっているクセや勘違いケアが原因かも? 人気美容師でもあり、YouTuberとしても活躍しているAYAMARさんに、詳しく解説していただきました。
髪が傷んでしまう5つのダメ習慣
NG! 1日に何度もブラッシングする AYAMARさん ブラッシングの回数が多いと摩擦による刺激が負担となり、髪が傷む原因になります。私自身はブラッシングをするのは朝晩のみ。日中、髪が動き、髪同士が擦れ合うとダメージにつながるので、基本はまとめ髪で過ごしています。お仕事タイムに髪を簡単にまとめておくだけでも、摩擦が抑えられてキューティクルが守られるので、ツヤやまとまり感に違いが出ます。
NG! もつれた髪をブラシで無理やりとかしている
AYAMARさん ブラッシングのときに、髪からブチブチッと音がしているなら、髪を無理に引っ張り切れている証拠。ブラッシングのときは、毛先からとかし、中間から根元という順で髪の絡まりをほどきながらとかしていくのが正解です。
NG! 外出する際、髪にスタイリング剤をつけない
AYAMARさん スタイリング剤は、日中の乾燥や静電気、絡みを防ぐことで髪のダメージを防ぐ“ガードマン的”な役割も果たしているので、取り入れたほうがベター。もうひとつ、紫外線対策も肝心。紫外線は髪を育てる土台となる頭皮にも髪自体にもダメージを与える美髪の天敵です。ぜひ、お出かけ前の紫外線スプレーを習慣に!
NG! シャンプーは泡立てず、頭皮に直接つけている
AYAMARさん シャンプーを頭皮付近にのせてから泡立てるのはNG。頭皮にシャンプーを直塗りすると洗浄力が強くて頭皮が乾燥するなどダメージになる場合も。シャンプーは、髪の中間から毛先につけてたっぷり泡立てた後、その泡を頭皮に運んで洗います。洗う前にぬるま湯で予洗いをして髪をしっかり濡らすことも忘れずに。
NG! アウトバストリートメントをつけずに髪を乾かしている
AYAMARさん ドライ前に保湿ケアをすると静電気を防ぐことができます。静電気が起こると髪はキューティクルがはがれやすくなり、水分を保ちにくくなってパサつきなどの原因に。美髪を目指すならドライ前にヘアケア剤を取り入れたほうが絶対いいです! 写真協力/ShutterStock 取材・文/金子優子 Edited by 西村 美名子
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