上西議員、次の衆院選は不出馬の意向で会見(全文1)負けるから選挙に出ない
野党共闘について、各党に働き掛けはしていたのか
デイリースポーツ:デイリースポーツです。おっしゃるとおり、野党共闘についてなんですが具体的にその上西さんのほうに各党に働き掛けというのはしていたのでしょうか。 上西:2年ほど前から自由党の小沢代表、そして野党の議員と頻繁に交流をさせていただきました、その中でどういう形で大阪7区で当選をねらっていくのか。無所属で野党統一候補になるのが望ましいのか。あるいは同じ政治理念の一致する党に入って、野党統一候補となるのか。あらゆる形を模索をしてまいりましたが、本日までにその環境を調えることができなかった。 私の中では来年のゴールデンウィーク明け、憲法の発議がされてからの解散になるであろうというふうに考えて、そのスケジュールでその環境を調えていこうというふうに考えていましたから、これはもう完全なる私の戦略ミスだなというふうに思っております。 デイリースポーツ:あと1点、先日の会見でも、基本選挙は勝たなければ意味がないので、勝ち目が、一番勝つ可能性が高い党から出たいというようなこともおっしゃっていたと思うんですけども、そういう意味では今回、ちょっと正直勝ち目がないという判断はせざるを得なかったということでしょうか。 上西:選挙になぜ出馬しないかと言えば、それは勝てないから、負けるから選挙に出ないということです。選挙というのは勝つために出るものであって、勝つ見込みがないのに、例えば賑やかしであったり、そういう形で出馬をするということは私はいいことだとは思いませんし、ですのでそういう形で判断をさせていただいたということです。 司会:すいません、ほかの方いらっしゃれば、はい、すいません。
共産党へのアクセスと反応について
J-CAST:J-CASTのクドウと申します。前回の選挙では共産党の候補も出ていらしたと思うのですが、野党共闘ということであれば、共産党さんがある意味その候補を取り下げて、1人に一本化しないって、野党共闘の統一候補ってならないと思うんですけれども、今回は共産党さんにどういったアクセスをされて、どういった反応があったんでしょうか。もしアクセスをされているのであれば、いかがでしょうか。 上西:私の選挙区は全ての党が候補者を立てているということで、非常に野党共闘ということ自体がなかなか難しい選挙区だったんですね。ですので私は、例えば国会活動の中で、森友学園問題もそうですけれども、地元、そして全国のあらゆる団体の方々と連携をした上で政治活動をしていく。そしていろんなメディアの方々と連携を取りながらそれを発信していくということでやってまいりました。その上において野党議員の方々とどういう形で共闘できるのかというところのお話は、常々させていただいておりました。 司会:ほかにございますか。 TBS:はい。 司会:お願いします。