【PFL】武田光司戦後も連勝のラバダノフが優勝! UFCマカチェフ、Bellatorウスマンに続くハビブ軍団3人目のライト級王者に。矢地極めたバルナウイは連続一本勝ち
2024年11月29日(日本時間30日)、PFLシーズンフィナーレとなる『PFL 2024 Championships』(U-NEXT配信)がサウジアラビア・リヤドのThe Mayadeenにて開催された。 【写真】2試合連続のフィニッシュ勝利となったラバダノフ 優勝賞金100万ドル(約1億5千万円)を賭けた6階級の決勝戦が行われ、ライト級決勝ではRIZINにも出場したガジ・ラバダノフ(ロシア)がブレント・プリマスに3R TKO勝ちで優勝。また、5月に矢地祐介をダースチョークで極めたマンスール・バルナウイ(フランス)がアルフィー・デイヴィスに一本勝ち。連勝した。 ▼PFL2024 ライト級決勝 5分5R 〇ガジ・ラバダノフ(ロシア)24勝4敗2分 155.olbs/70.30kg [3R 2分31秒 TKO] ×ブレント・プリマス(米国)15勝4敗 154.3lbs/69.98kg チーム・ハビブ・ヌルマゴメドフ所属のガジ・ラバダノフは、Bellatorで4戦全勝。2022年大晦日のRIZINとの対抗戦では武田司に判定勝ちし、PFLで3連勝中だ。 1R、ともにオーソドックス構え。ラバダノフは右カーフから。プリムスは左右フックで前に。かわすラバダノフは左インロー。ラバダノフも強い左から右、ダブルレッグテイクダウン! ギロチンチョークを合わせるプリムスに首抜くラバダノフ。プリムスは右腕にラバーガード。右腕を抜いたラバダノフは中央に戻るが、右手を下にするとすぐに左足を巻くプリマス。 ダブルバーガーも狙うが、腕を抜くラバダノフは左で脇差しに変えるが、右手をマットに着くとすぐにプリマスはラバーガード。ゴゴプラッタも狙うが、作らせないラバダノフ。下から四角に組んだプリマスは下からヒジを突いてゴング。すぐに立つラバダノフ。 2R、先に右カーフを打ち込むラバダノフ。プリマスはワンツー。右回りのラバダノフは再び右カーフをヒット。ジャブからシングルレッグを狙うが、深追いせず。 プリマスは左から右フック。ラバダノフはスイッチして左インロー。プリマスは右を突くが、向かい合った刹那、ラバダノフは右から左フックでプリマスの左手のガードを下げさせると、さ続く右ストレートでプリマスからダウン奪取! 飛び込むラバダノフに下のプリマスはラバーガードで凌ごうとするが、作らせないラバダノフは左足をパスしてハーフからパス狙い。 プリマスのラバー狙いに上体を立てて上から蹴り。再びガードに飛び込み。プリマスはハーフからニーシールドで凌ぐ。 3R、右から左で飛び込むラバダノフは、さらに右ストレートでダウンを奪う! 下から絡むプリマスに立ってスタンド勝負。左頬をカットしたプリマスは右ハイ。 ガードのラバダノフに、プリマスは左フックをヒット、さらに右バックフィストも。これはガードしたラバダノフは右アッパーから左フック! 動きが鈍ったプリマスに、ラバダノフはレベルチェンジのフェイントから右、そして左フック! さらに右をガードの上を抜いて打ち抜き、プリマスが前のめりにダウン! パウンド1発ですぐにレフェリーが止めた。 PFL初優勝のラバダノフは10連勝目で100万ドルを獲得。これでダゲスタンのチーム・ハビブには、ライト級で3人の世界王者が在籍することとなった。 ◆UFC世界ライト級王者 イスラム・マカチェフ ※1.18 vs.アルマン・ツァルキヤン ◆Bellator世界ライト級王者 ウスマン・ヌルマゴメドフ ※1.25 vs.ポール・ヒューズ(アイルランド) ◆PFL2024ライト級王者 ガジ・ラバダノフ