年末商戦スタート 買い物客から見えた今年の“傾向”…物価高や記録的残暑で
日テレNEWS NNN
ブラックフライデーにお歳暮と、年末商戦が早くも始まりました。買い物を楽しむ人々に話を聞くと、今年ならではの“傾向”も見えてきました。
石山商店 山口昌弘さん 「2つで4000円でいいや」 即決でカニを購入したお客さんは… お客さん 「だから財布のひもがゆるむって言ってるでしょ」 年末ににぎわう東京・アメ横の鮮魚店では、早くも“年末商戦”がスタート。 石山商店 山口昌弘さん 「ようやくこの時期が来たかと、わくわくしてますよ。お客さんがこぞって、カニを食べたくなる時期」 百貨店では“今年らしい”福袋も登場しました。 松屋銀座は“物価高対策”として、食品を詰め合わせた福袋(生活応「援」!食品てんこ盛り福袋3240円 限定30袋 8000円相当)や、災害への備え、水とお米の福袋(もしもの備えに!食品備蓄福袋2160円 限定30袋 4000円相当)を販売。
東武百貨店では、店頭の好きなパンを1日1個もらえる、60日間のおトクなサブスク福袋(ル ビアン「パンのサブスク福袋」10000円 限定30点)を販売します。 東武百貨店池袋本店 青木拓馬さん 「物価高が続く苦しい状況の中で、初売りだけでなく、それから先も楽しみがずっと続くところが良さだと思います」 すでに、おせちの予約に焦る人も。 おせちを予約 主婦(60代) 「人気のものは早いうちに来ないと、予約でいっぱいになると言われた」 ──もう年末の準備? おせちを予約 主婦(60代) 「そうですね、焦ります」 ◇ 「冬の大セール」、ブラックフライデーを開催中の三井アウトレットパーク木更津(千葉県木更津市)では、少しでも安く年末準備をしたい人たちで17日は大混雑。 そんな中で出会った男性は… 父(50代) 「ブラックフライデーで買い物したいって、妻と娘が言ってるので来ました」 女性陣の買い物待ちをしながら、ペットのミーアキャットとお散歩。ぼやいたのは… 父(50代) 「物価が高いから、いろいろ引き締めようとしちゃう。食費を切り詰めるとか、あんまり外食しないとか。そんなこと言って、きょう来ちゃってますけど」 長引く“物価高騰”の悩み。そんなお父さんをよそに、娘さんはお財布をゲット。 約1万5000円の財布購入 娘(20代) 「2万5000円が1万5000円くらい」 ──1万円引き!?