「名前がかっこいい」と思う関東地方の旧国名は? 3つを紹介!
現在の関東地方といえば東京を含めた1都6県を指しますが、江戸時代には相模国、武蔵国、安房国、上総国、下総国、常陸国、上野国、下野国の8カ国から成っており、「関八州」と呼ばれていました。旧国名は、現在でも各地の地名に残されているので、親近感が湧く人もいるでしょう。 【画像:ランキング8位~1位を見る】 今回は「名前がかっこいいと思う関東地方の旧国名は?」というテーマで、8カ国の中から編集部がピックアップした3つの旧国を紹介します。
●常陸(ひたち)
現在の茨城県の北・東部にあたり、茨城県内に常陸太田市、常陸大宮市などの地名として残されている常陸。大化の改新後まもなく誕生した国といわれており、その名の由来には諸説がありますが、往来が陸路のみの直通(ひたみち)であることから「常陸」になったともいわれています。
●武蔵(むさし)
武蔵国は、現在の東京都、埼玉県の大部分、神奈川県の一部を含む広大なエリアでした。現在では東京都に武蔵野市、武蔵村山市の地名が残り、武蔵小金井や武蔵境など駅名としても使われています。「蔵」を「さし」と読むのは、名前が付けられた当時、地名は縁起の良い漢字二字で表さなければならなかったため、半ば強引に当て字になったそうです。
●相模(さがみ)
現在の神奈川県西部にあたり、源頼朝が開いた鎌倉幕府が本拠地を置き、戦国時代には小田原北条氏が治めました。現在は、相模原市といった地名をはじめ、相模川や相模湖、相模大野駅など、至る所にその名を留めています。
●「名前がかっこいい」と思う関東地方の旧国名は?
ここまで3つの旧国を紹介しました。あなたが「名前がかっこいい」と思う国はどれですか?
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