オスプレイ安全確保へ努力 米国防総省、組織内で徹底
【ワシントン共同】米国防総省のシン副報道官は11日の記者会見で、米軍が一時的に運用を停止していた輸送機オスプレイについて「機体の安全確保に向けた努力を重ねていく」と述べた。組織内のあらゆるレベルで、機体運用に関する安全意識の徹底を図る姿勢を強調した。 海軍航空システム司令部は6日、米軍が使用する全種類のオスプレイの一時的な運用停止を提言。危険を未然に防ぐため緊急に着陸する「予防着陸」の最近の事案を受けた措置だとし、海兵隊と海軍、空軍が応じていた。 シン氏は一時的な運用停止や再開に関しては「海兵隊や海軍、空軍がそれぞれ判断している」と説明した。