ベントレー新型「フライングスパー スピード」デビュー!「4ドアスーパーカー」にふさわしいパフォーマンスとラグジュアリーなインテリアを解説します
Spur of The Moment
新型フライングスパーの発売を記念して、ベントレーは老若男女を問わずモータースポーツ界のアイコンとチームを組んだ。1996年のF1ワールドチャンピオンであるデイモン・ヒルが、新星でありWilliams F1アカデミーのドライバーであるリア・ブロックとともに、このクルマのサーキット上での能力をダイナミックに表現している。動画の最後には、同じF1のOBであり、現在は放送界の伝説となっているマーティン・ブランドルがサプライズで登場する。
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新型フライングスパーが発表されたが、デザイン上の変更はほぼないと言って良い。コンチネンタルGTスピードの発表会で丸目4灯を廃止するなど新しいデザインの方向性を明確に示したにもかかわらず、GTより後に出たモデルがデザインの変更を行わなかったことにがっかりした人も多くいるのではないだろうか。ベントレーは「先代のデザインを踏襲」と言っているが、ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッド・パワートレインを搭載することに注力し、デザインの変更まで詰められなかったという印象が残る。 しかしながら、新型パワートレインやパフォーマンス・アクティブ・シャシーの採用により格段にパフォーマンスが向上し、最新の電気アーキテクチャーにより快適性やウェルネスが格段に向上したこのモデルの魅力は大きい。個人的には3代目の丸目4灯のデザインが好みなので、エクステリアはそのままにその内側が大きく変化したこのモデルは理想的な進化に思える。サルーンモデルを選ぶ人はエクステリアのデザインや目新しさ以上に車内で過ごす時間の質を重んじる。そんな顧客の要望を意図的に、そして最大限に反映したのがこのモデルなのかもしれない。
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