賭博行為でオーストラリア拠点の安部将之騎手に16カ月の免許停止処分
オーストラリアのクイーンズランド州を拠点にしている日本人の安部将之騎手(43)が競馬規則違反(賭博行為)のため、16カ月の免許停止処分の通知を受けた。3日、クイーンズランド州競馬公正委員会が発表し、現地メディアが報じている。 審査委員会の報告書によると、同騎手は23年2月26日から24年1月30日までの間にオーストラリア国内および国際レースに50回賭けたこと、自身が騎乗したレースで自身の騎乗していない馬に賭けたことで告発され、調査の結果、16カ月の免許停止処分が決まった。報告書では、安部騎手が違反を認め、反省の意を示していることやこれまでに違反を犯していないことなどを考慮した、としている。騎乗停止期間は11月27日から26年の3月27日。