春を越せない?続投? 少数与党「石破政権」いつまで……国会議員ら100人に緊急取材 “ポスト石破”1位は【#みんなのギモン】
■「7月以降も続投」が最多だったワケ
鈴江アナウンサー 「『7月以降も続投』と答えた人が多かったのは、どういう理由があるんでしょうか?」 平本キャップ 「理由は2つあるとみています。1つ目は、野党がバラバラという点です。今は国民民主党は103万円の壁を、日本維新の会は教育無償化などを最優先として与党側との協議を続けています」 「一方、与党側からは『野党がバラバラ』という指摘があります。与党と国民民主党・日本維新の会とは協議を始めていますが、まとまって与党側に攻勢を強めることができないのではないかという声があるわけです」
■政権発足直後は「“らしさ”失った」
平本キャップ 「2つ目は、石破首相の変化という点です。政権発足直後は『石破さんらしさを失った』などと言われていましたが、12月の臨時国会では“らしさ”を取り戻したという声もありました。これが、来年もう少し続くのではないかという声の1つの要因だったと思います」 鈴江アナウンサー 「まだまだ厳しい政権運営は続きそうですよね」 平本キャップ 「厳しい政権運営は続きますが、“らしさ”が出てきている中で、ある首相周辺は『少数与党の国会にも慣れてきた。年明けには新しい政策を打ち出して、ピンチをチャンスに変えていきたい』と話します」 「守りから攻めにどこまで転じていけるのかが、来年のカギになるとみています」 (2024年12月25日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
【みんなのギモン】 身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)