春を越せない?続投? 少数与党「石破政権」いつまで……国会議員ら100人に緊急取材 “ポスト石破”1位は【#みんなのギモン】
■退陣を予想する議員たちの意見は
平本キャップ 「『来年春で退陣』と回答した議員からは、どんな意見があったのか。自民のベテランからは『石破政権を本気で支える人が党内にいない。崩れだしたら早い』と指摘。野党の中堅議員は『閣僚のスキャンダルなどが出れば政権は春を越せないだろう』と言います」 「『6月末の退陣』と答えた人からは『地元でも参院選は石破首相では厳しいという声が多い』(自民の若手議員)、『自民党は選挙で勝てるトップにかえるだろう』(野党の中堅議員)といった声が多く出ていました」
■「ポスト石破」に総裁選で戦った面々
忽滑谷こころアナウンサー 「ここまで風当たりが強いとなると、ポスト石破さん、次は一体誰になるのかというのも注目されますよね」 平本キャップ 「石破首相がやめるとなれば総裁選、ポスト石破ということになります。誰が適任か、これも100人に聞いたところ、前回の総裁選で戦ったメンバー(の名前)が多く出ていました」 「(アンケートで)6人が挙げて3位だったのが小泉進次郎さんと小林鷹之さん、14人で2位だったのは前回の総裁選でも2位だった高市早苗さん。18人で1位だったのは、今の官房長官の林芳正さんです」 「選んだ理由として『少数与党では実力派の林さんが適任』(自民のベテラン議員)、『緊急登板となれば実力と経験がある林さんしかできないだろう』(別の自民のベテラン議員)といった意見がありました」 「林さんはこれまでも、突然の閣僚の辞任などによる緊急当番が多くありました。誕生日は1月19日で、119番の緊急通報と同じ数字です。林さん自身も、緊急登板が得意だと言っています」 「(アンケートで名前が挙がった)他の顔ぶれでは加藤勝信さん、茂木敏充さん、そして岸田前首相の再登板という声も出ていました」 鈴江アナウンサー 「総裁選となれば自民党の中からの立候補になりますけれども、ガラガラポンがあって野党の中から次の国のリーダーを、という話は野党議員の皆さんからも出てこなかったんですか?」 平本キャップ 「(10月の衆議院)選挙が終わった後は野党と連立を組んで、野党のトップを首相にという声はありましたが、最近は聞かなかったですし、今回そういった声は出ていなかったです」 森アナウンサー 「だからこそ、(退陣時期についての)アンケートで一番多かったのが『7月以降も続投』になるわけですね」 平本キャップ 「ただ参議院選挙の結果が良いか悪いかで政権運営にも影響が出てきますから、まずは参議院選挙までは石破さん、その後どうなるのかは来年の1つの焦点なのかなとは思います」