アウディ 「RS 3」が本国でマイナーチェンジ。ニュルブルクリンクでコンパクトクラス最速7分33秒123を記録。
エンジンに変更なしも、シャシの改良でニュルのタイムがアップ
一方、パワートレーンについては大きな変更はない。アウディ名物となった直列5気筒の2.5Lエンジンは、最高出力400ps、最大トルク500Nmでスペックは変わらない。0→100km/h加速性能は3.8秒、最高速度は290km/hも従来型と同様だ。 しかし、新型RS 3はシャシ面での改良が施された。ブレーキトルクベクタリングなどが微調整され、コーナーイン側のブレーキを細かくつまむことで入口でのアンダーステアを減少させ、コーナリングパフォーマンスが向上している。 これらの進化がニュルブルクリンクのラップタイムを短縮させることに成功している。従来型のRS 3のタイムは7分40秒748だったが、新型では7分33秒123を記録しており、7秒以上も速くなっている。 新型RS 3のスポーツバックおよびセダンは本国ドイツで8月末から注文が始まり、10月から販売されるという。ちなみにドイツでのRS 3スポーツバックの価格は6万6000ユーロからとのこと。1ユーロ160円で計算すると、1056万円となるが、日本での発売は未定だ。
Webモーターマガジン