アウディ 「RS 3」が本国でマイナーチェンジ。ニュルブルクリンクでコンパクトクラス最速7分33秒123を記録。
内外装を中心にリファイン
アウディAGは2024年8月20日、コンパクトクラスのハイパフォーマンスモデル「RS 3」をアップグレードして、マイナーチェンジを実施したことを発表した。 【写真はこちら】 リアもサイドリフレクターやディフューザーのデザイン変更により、スポーティ感を強めている。(全34枚)
現行型のアウディ RS 3が日本で発表されたのは2021年11月のこと。あれから3年弱となるが、本国ではマイナーチェンジモデルが発表された。 新型のRS 3にはこれまでと同様に、ハッチバックとセダンの2ボディが設定される。今回のマイナーチェンジでは、内外装のリファインが中心となる。 より力強さを増したフロントマスクは、印象的な縁取りが施された六角形のシングルフレームを採用。さらにフラットで幅広になったこのグリルの中を見てみると、菱形パターンが採用されており、よりダイナミックな印象を与える。 また、リアのサイドリフレクターはフロントのエアインテークのデザインテーマを引き継いでいる。さらにRS専用の大型リアディフューザーの中央には赤いリフレクターが組み込まれたほか、RS排気システムの楕円形ツインテールパイプが組み込まれ、スポーティさが強調されている。 インテリアでは、上下がフラットになった新しいデザインのステアリングホイールを採用したほか、RSスポーツまたはバケットシート、スポーティなディスプレイなど、大幅な刷新が図られた。 スポーツ性だけではなく、プレミアム性にも磨きがかかった。輪郭照明とアンビエント照明は、シフトレバー前の収納ボックス、カップホルダー付きのセンターコンソール、そしてドアを照らしてくれる。 12.3インチのアウディバーチャルコックピットプラスは、ランウェイモードではタコメーターを大きく表示するほか、出力、トルク、Gフォース、加速度、タップタイムなども表示される。これに加えてインストルメントパネルの10.1インチタッチディスプレイには、冷却液、トルク配分、ブレーキ、エンジンオイルの温度範囲がカラーで表示される。