ペイント柄、リメイク系etc. デニムの新スタイルを人気女性スタイリストが提案!
好きすぎるがゆえに同じようなものばかり選んでしまい、単調になりがちなデニムスタイル。 ▶︎すべての写真を見る
ここでは卓越した見識を持つ女性スタイリストが提案する、脱マンネリの3つの手法を処方しよう。
“キレイめの日”のハズしはペイント入り
「ビズビム」のペイント入りデニム ブランド独自の方法で丁寧にダメージ加工とペイントを施したクラフト系デニムの真骨頂。14オンスのセルビッジデニム、フロントはボタンフライでハイライズと、ディテールは王道だ。 「ネイビーコートやグレーニットといった定番色のキレイめアイテムを合わせたデニムスタイルは、鉄板にしてマンネリの原因にもなりうる。 ここに変化を与えるのがペイントデニム。上品×ラギット、このミックスが“こなれ感”を作り出してくれる。
上下のギャップが強いほど、インパクトのある装いに」(新居さん)。
ワントーンの新機軸にブラウンデニム
「モンキータイム」のブラウンデニム フロントポケットのリベット位置にワンプリーツ入ったワイドストレートタイプ。ドレープ感が美しく出るよう柔らかな素材を採用。色調を含め、上品にスラックス感覚で楽しめる一本。 「デニムを使ったワントーンコーデは王道のネイビーやブラックではなく、トレンドのブラウンに挑戦してみては?優しく知的な雰囲気でデニムを楽しめるはずです。
全体的にゆったりとしたシルエット、スパイスとしてシルバー系の小物を効かせるのがオススメ」(新居さん)。
再構築系デニムは最強の特効薬である!
「JW アンダーソン」の再構築系デニム ヴィンテージデニムの“ネジレ感”をデフォルメした一本。サイドシームやヒップポケットがフロントまで回り込むようなデザインでユニークすぎる仕様に。デザイナーのデニム愛が感じられる。 「既存のデニムの形にとらわれない、パンチのあるデザインの再構築系デニムなら、モヘアカーディガン×デニムの馴染みあるグランジスタイルも一気に新鮮に。 あえてピンクやグリーンといった色を加えた“足し算コーデ”で攻め切るのもポイント。
お仕着せじゃなく、“自分のもの”として堂々と着こなすべし」(新居さん)。 須藤敬一=写真(人物) 作木正之介=写真(静物) 新居由梨=スタイリング 竹井 温(&’s management)=ヘアメイク 髙村将司=文
OCEANS編集部