スクラップ不適正ヤード規制 埼玉県・福島県で条例施行
埼玉県と福島県は1日、金属スクラップなど再生資源の屋外保管場(ヤード)の運営を規制する条例を施行した。不適正なヤードの事業者に対策を打つ自治体が関東を中心に一段と広がった。ヤードで起きる火災や高積みに伴う崩落、騒音・振動などに対応する。都道府県単位でヤード運営規制条例を施行しているのは5県になった。2024年4月に千葉県と茨城県が、7月に山梨県がそれぞれ類似の条例を施行しており、市町村単位では千葉市が21年11月に全国で初めてヤード設置を許可制とする条例を施行していた。