ドルフィンズ・今村佳太が躍動! 2戦連続チーム最多得点で連勝の立役者に 次戦は古巣戦「めちゃめちゃ楽しみ」
りそなB1リーグは日本代表活動に伴うバイウィーク(中断期間)明けの初戦が11月30日、12月1日に行われた。名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)は西地区の京都に連勝。10月の川崎戦以来となる今季2度目の同一カード2連勝で、通算成績を8勝8敗の五分に戻した。12月は天皇杯を含めて計12戦と試合が続く。連勝を重ねて中地区上位勢を追いかけたい。 今季琉球から移籍した今村佳太(28)がけがから本格復帰した。9月のカップ戦以来となったドルフィンズアリーナでのプレーで、観客を魅了。第1戦で21得点、第2戦で19得点といずれもチーム最多得点で攻撃をけん引し、「自分が復帰したら勝たなきゃ意味がないと思っていたので、連勝できてホッとした」と笑みを浮かべた。 多彩な攻撃で、チームに変化をもらたした。ショーン・デニス監督(59)は今村に対し、「日本で1番いいシューティングガードの1人で、代表選手であってもおかしくない。どのチームでも違いを生み出せる選手」と期待を寄せる。今村はNBAレーカーズの八村塁の発言で揺れる日本代表への思いも語った。 「代表にかける思いは変わらずある。どんなヘッドコーチ、スタイルであろうと自分から選ばせにいくようなプレーヤーにならないといけないと思う。100%の力をリーグ戦に注ぎ続けて結果を出すことでつかみ取れると思うので、自分のやるべきことだけにフォーカスしていきたい」 まずは名古屋Dでの戦いに全力を注ぐ。次戦は琉球とのリーグ戦。「めちゃめちゃ楽しみ。人間的にもプレーヤー的にも成長させてもらったので恩返ししたいし、いい準備をして臨みたい」と意気込んだ。
中日スポーツ