酒を飲み高校生の顔を殴る スケートクラブでコーチを務める市職員が遠征先の宿舎で暴力行為 高校生は大会の出場を取りやめ 荻原健司市長「大変ショック、断じて許されない」
長野市のスケートクラブでコーチを務める市職員の男性が、12月、選手である男子高校生の顔を殴っていたことがわかりました。荻原市長は会見で「断じて許されない行為で厳正に対処する」と話しました。 長野市・荻原健司市長: 「心からおわび申し上げます」 記者会見の冒頭で陳謝した長野市の荻原市長。理由は、市職員による男子高校生への暴力行為です。 「エムウェーブスケートクラブ」によりますと、コーチを務めている市職員の男性は、12月21日、クラブの遠征先宿舎での夕食の際、選手である男子高校生の顔を殴ったということです。職員は当時、飲酒していました。 男子高校生は頬を打撲し、翌日の大会の出場を取りやめたということです。 職員はスポーツ課に所属し、聞き取りに対して生徒を殴ったことを認めていて、現在、自宅待機し、クラブでの指導からも外れているということです。 長野市・荻原健司市長: 「私も大変、ショックを受けている。選手としての経験を持つ人間として、暴力は断じて許されない行為、厳正に対処していきたい」 市は、詳しい事実関係を確認した上で、処分を検討するとしています。
長野放送
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