アジア最高額はどこ!? 代表チーム最新市場価値ランキング8位。日本代表も要警戒…。帰化選手多数のダークホース
FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選が先月から始まり、アジア各国の代表がW杯の切符をつかみ取るためしのぎを削っている。近年はアジアの選手も評価されるようになり、市場価値も全体的に増加傾向にある。今回は、アジアの代表チームの市場価値をランキング形式で紹介する。(成績は『transfermarkt』参照。※メンバーは発表時点のもの)
8位:インドネシア代表 最新FIFAランキング:129位 総市場価値:2453万ユーロ(約39億2480万円) 最高額選手:メース・ヒルジャース(700万ユーロ/約11億2000万円) 市場価値ランキング8位にランクインしたのは、インドネシア代表だ。同代表の総市場価値は2453万ユーロ(約39億2480万円)となっている。 インドネシアはもともとオランダの植民地だったこともあり、近年オランダにルーツを持つ選手のインドネシアへの帰化が急増している。 現在インドネシア国外でプレーしている選手は16人いるが、そのうちの12人がオランダにルーツがあり、多くの選手がNECナイメヘンやヴェネツィアなどの欧州リーグのクラブで活躍している。 同代表内で最も市場価値が高いメース・ヒルジャースも、U-21オランダ代表で出場した経験をもち、ユース時代からオランダのトゥウェンテでプレーしている。 この23歳のセンターバックは21/22シーズンからレギュラーとして活躍し続けており、今回インドネシア代表に初招集された。同国にとっては、強力な選手を補強できた形だ。 今年1月に行われたAFCアジアカップでもベスト16進出と善戦しており、インドネシア代表は急速に力をつけてきている。FIFAランクは129位と下の方だが、これから急速に力をつけてくるチームのひとつといえるだろう。
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