センバツ甲子園 宮崎商で発表式 ベンチ入り18人に背番号 選手ら初戦へ誓い /宮崎
第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する宮崎商の背番号発表式が8日夜あり、選ばれた18人が多くの人のために戦うことを誓った。 昨秋の九州大会のベンチ入りは20人だったが甲子園は18人まで。練習後に部員43人が一列に並び、橋口光朗監督が1人ずつ名前を呼び、背番号を渡して握手。涙を流す部員もおり、橋口監督も最後は涙声だった。13日朝に関西へ出発する先発隊に加わる練習補助などの12人も発表された。 18番を受け取った伊藤桔平内野手(2年)は「うれしかったが、すぐに『もらえなかった人の分まで頑張らないと』という気持ちがこみ上げた。一番大きな声でベンチからチームを盛り上げたい」と話した。【塩月由香】