不審者への対応 児童とコンビニ店が防犯訓練 富津市の小学校で
チバテレ(千葉テレビ放送)
子どもたちに不審者から声をかけられた場合の対応について体験し学んでもらう防犯訓練が、11月19日に千葉県富津市の小学校で行われました。 訓練は、児童の防犯意識と地域の防犯力をともに高めようと、富津警察署と管内のセブンイレブンが合同で実施したもので、富津市立飯野小学校の児童約160人が参加しました。 下校中に不審者からしつこく声をかけられた場面を想定した訓練では、代表の児童が不審者の手を振り払って模擬店舗に駆け込み、店員に助けを求めるまでを体験。 一方、店員側は犯人の特徴を児童から聞き出し、警察に通報するまでの対応を確認しました。 千葉県警によりますと、県内では2024年10月末までに女性や子どもに対する不審な声かけや付きまといが3065件確認されています。 特に夕暮れから夜にかけての発生が目立つということで、県警はパトロールを強化するなどして未然防止に努めています。 富津警察署 生活安全課 田中秀幸 課長 「声をかけられたら大きな声を出す、逃げ出すということを意識をもってもらいたいと今回の訓練を実施した」 セブン-イレブン・ジャパン 総合渉外部 曽雌祐也 さん 「セブンイレブン含めてコンビニは地域に数多く店舗を出しているので、商売だけでなくいろいろな形で地域貢献できればと考えている」
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