ウインブルドン2回戦に続いてペグラを倒した地元中国のワン・シンユーがWTA1000大会で初のベスト8進出 [武漢オープン/テニス]
ウインブルドン2回戦に続いてペグラを倒した地元中国のワン・シンユーがWTA1000大会で初のベスト8進出 [武漢オープン/テニス]
5年ぶりの開催となるWTAツアー公式戦「Dongfeng Voyah武漢オープン」(WTA1000/中国・湖北省武漢/10月7~13日/賞金総額322万1715ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦でワン・シンユー(中国)が第2シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 7-5で倒す番狂わせを演じ、WTA1000大会で初の8強入りを決めた。 ~Dongfeng Voyah武漢オープンで第2シードを倒す番狂わせを演じ、WTA1000大会で初の8強入りを決めた地元中国のワン・シンユー選手~ 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したワンは第2セット5-3からブレークバックを許したが、5-5から最後の2ゲームを連取して1時間33分で勝利をもぎ取った。 ペグラは7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の2回戦でもワンに4-6 7-6(7) 1-6で敗れており、2連敗を喫した。 キャリア2度目の対トップ10勝利を挙げたワンは次のラウンドで、予選勝者のヘイリー・バティスト(アメリカ)を6-1 6-1で破って勝ち上がったエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。 そのほかの試合では第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第3シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第5シードのジェン・チンウェン(中国)、マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)、マグダ・リネッテ(ポーランド)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。 ガウフが第13シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)とのシード対決を6-4 6-1で制したほか、フレッヒが第9シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)を6-3 6-2で退け、リネッテは第8シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-3で下してそれぞれシードダウンを演じた。 準々決勝ではサバレンカがフレッヒと、パオリーニがジェンと、ガウフはリネッテと顔を合わせる。
テニスマガジン編集部