直前のG1を制し勢いに乗る古性優作

　大阪・関西万博協賛、京王閣競輪開設75周年記念G3「ゴールドカップレース」（優勝賞金566万円）が開幕する。初日は12R特選をメインに一次予選が行われる。特選は直前の弥彦寛仁親王牌でG1連続Vを飾った古性優作を中心に真杉匠、新田祐大、松浦悠士らで熱戦が繰り広げられる。 　直前の弥彦・寛仁親王牌で平塚オールスターに続くG1連続Vを飾った古性が中心。ライン構成は古性―南の大阪勢、新山―新田―佐藤の北日本勢、真杉―平原の関東勢、犬伏―松浦の中四国勢で4分戦。積極的に出るのはライン3車の新山か犬伏が有力。位置取り確かな古性はこの動きを見極め、好位確保から踏み込んで首位。真杉は古性より前団に位置して先に仕掛けると逆転がある。 　＜1＞松浦悠士　前回の最終日が良かったので同じ感覚なら。練習自体は普通にやってきた。犬伏君へ。 　＜2＞新山響平　前回が終わってから1日休んで追い込んで練習してきた。直前は体が動いていた。自力。 　＜3＞真杉匠　前回は準決が中途半端。直前は宇都宮で（小林）泰正さんと練習した。感じは良かった。自力。 　＜4＞新田祐大　競輪祭を目標にしているので、そこに向けて上がるように練習。疲れはある。新山君へ。 　＜5＞南修二　前回は悪くはなかった。今回も変わりないと思う。古性君へ。 　＜6＞犬伏湧也　ケアもしながら練習して、状態を維持できていると思う。京王閣は初めて走る。自力。 　＜7＞佐藤慎太郎　前回は状態は悪くなかったが、レース勘にズレが。今回は普段通りに練習。北日本3番手。 　＜8＞平原康多　前回の落車で右半身を強く打った。急ピッチでケアした。新車を試してみる。真杉君へ。 　＜9＞古性優作　前回はラインのおかげで優勝できた。来月、再来月に向けて疲労をためてきた。自力、自在。