大谷「1番DH」 ジャッジ「3番中堅」 フリーマンとラックス戦列復帰 43年ぶり東西名門頂上決戦開幕スタメン発表
「ワールドシリーズ、ドジャースーヤンキース」(25日、ロサンゼルス) 両チームがラインアップを発表。ドジャースは大谷翔平選手が「1番・指名打者」で、ヤンキースはアーロン・ジャッジ外野手が「3番・中堅」で出場する。ドジャースは右足首捻挫で前シリーズ2試合を欠場していたフレディ・フリーマンが「3番・一塁」で、ギャビン・ラックス内野手が「8番・二塁」で戦列に復帰する。 左脚の故障で前シリーズの登録メンバーから外れていてチームリーダーで遊撃のミゲル・ロハス内野手はベンチ入りしたが、控えに回った。リーグ優勝決定シリーズMVPのトミー・エドマン内野手が引き続き、ロハスの代役を務めたが、打順は前シリーズの4番から9番に下げた。 大谷はポストシーズン11試合で打率・286、3本塁打、10打点、OPS・934。メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦は1点を先制された直後の初回に4試合連続安打となる中前打で出塁し、4番エドマンの2点適時打をお膳立て。自身は3点リードの六回の適時打で貴重な追加点を挙げ、シリーズ突破に貢献した。 前日の記者会見ではメジャー7年目で実現させた夢の舞台を前に「今までは見る側だったので楽しみにしていました。悔しい思いの中で今年は自分がプレーできるという喜びをフィールドで出せたらいいなと思う」。今ポストシーズンは全6試合で約5万3千枚のチケットが完売している本拠地での開幕に「ファンの歓声、熱気を楽しみにしていますし、それを力に変えられるように頑張りたい」と意気込んだ。 東西名門球団の43年ぶり頂上決戦。大谷との”50発キング対決”として大きな注目を集めているジャッジはポストシーズン10試合の成績は打率・161、2本塁打、6打点、OPS・704と本来の力を出し切れていない。 ▽ドジャースのラインアップ(ポストシーズン11試合の成績) 1番・DH 大谷 打率・286 3本塁打 10打点 0盗塁 OPS・934 2番・右翼 ベッツ 打率・295 4本塁打 12打点 OPS1・063 3番・一塁 フリーマン 打率・219 0本塁打 1打点 OPS・461 4番・左翼 T・ヘルナンデス 打率・200 2本塁打 8打点 OPS・690 5番・三塁 マンシー 打率・242 3本塁打 5打点 OPS1・013 6番・中堅 K・ヘルナンデス 打率・310 2本塁打 4打点 OPS1・892 7番・捕手 スミス 打率・158 2本塁打 6打点 OPS・605 8番・二塁 ラックス 打率・217 1本塁打 3打点 OPS・617 9番・遊撃 エドマン 打率・341 1本塁打 12打点 OPS・810 投手 フラーティ 3登板1勝2敗 防御率7・04 ▽ヤンキースのラインアップ(同10試合の打撃成績) 1番・二塁 トーレス 打率・297 1本塁打 5打点 OPS・832 2番・右翼 ソト 打率・333 3本塁打 8打点 OPS1・106 3番・中堅 ジャッジ 打率・161 2本塁打 6打点 OPS・704 4番・DH スタントン 打率・294 5本塁打 11打点 OPS1・179 5番・一塁 リゾ 打率・429 0本塁打 0打点 OPS1・000 6番・三塁 チザム 打率・147 1本塁打 1打点 OPS・481 7番・遊撃 ボルピー 打率・310 0本塁打 1打点 OPS・804 8番・捕手 ウェルズ 打率・091 1本塁打 3打点 OPS・349 9番・左翼 バーデューゴ 打率・194 0本塁打 3打点 OPS・544 投手 コール 3登板1勝0敗 防御率3・31