【ごちそうパンレシピ】ホタテ×マヨネーズのっけパン 酢を少々加えて味にメリハリを!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.103 ホタテマヨのっけパン
缶詰コーナーにはホタテの水煮缶もよく売られています。けっこう高級品なんですが、「ほぐし身」と書かれているものはわりにお手頃。マヨネーズと和えると実においしい。パンにも結構、合うんです。 ■材料(1人分) ・食パン:1枚 ・ホタテ水煮缶:1缶(70~80g) ・みじん切りの赤玉ねぎ:大さじ1と1/2 ・マヨネーズ:大さじ1 ・酢:2~3滴 ・こしょう:少々 ・チャービル:お好みで ■作り方 (1) 赤玉ねぎをみじん切りにする。 (2) ホタテ缶を開けて軽く水気を切り、ボウルなどに入れ、(1)、マヨネーズ、酢とよく合わせる。 (3) 食パンを好みの加減に焼いて、(2)をのせ、こしょうをふってチャービルを添える。 辛みがやさしい赤玉ねぎを使いましたが、普通の玉ねぎでもちろんいいです。酢少々を加えることで味にメリハリが付きますよ。チャービルはセルフィーユとも呼ばれるハーブで(チャービルが英語、セルフィーユは仏語)、ホタテや魚介とよく合うんです。 なんならこのぐらいのっけちゃっても全然かまわないですよ。刻んでホタテと混ぜちゃってもいいです。デザートの飾りに使われることも多いけど、独特の爽やかな香りのある、素敵なハーブなんです。料理好きのあなた、見かけたら試してみませんか? おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司