ウェルカムパーティーであいさつする阿部慎之助監督（カメラ・宮崎　亮太）

　巨人のセ・リーグ優勝ハワイ旅行で１１日（日本時間１２日）にウェルカムパーティーが行われ、自由契約となったココ・モンテス内野手が合流して参加した。 　モンテスは今季途中に加入して４６試合で打率２割７分２厘、１本塁打、１４打点。本職は内野だが、ヘルナンデスが左手首骨折で離脱後は志願して外野守備に挑戦してレフトでの先発でも存在感を示し、リーグ優勝に大きく貢献した。 　１１月末の保留者名簿提出期限までに来季契約の合意に至らず自由契約となり、退団見込みとなっている。それでもハワイを訪れてナインと談笑、交流した姿を見た阿部監督は、ウェルカムパーティーの壇上あいさつで全員の前で感謝の言葉をおくった。 　「ココは途中から来て頑張ってくれてね、普通だったら外国人来ない、こういうところは。だけど来てくれるって彼のナイスガイなところも称賛したいなと思う。たぶんジャイアンツが好きでこういう旅行に来てくれたってのもあるし、俺とも笑顔であいさつしてくれてっていうナイスガイだった。そこはみんなでたたえてあげて欲しいなって。センキュー、ココ。助けられた部分もあるし、支えてくれたのもココだし、っていうのもあるので、そういうのを忘れずに、みんなの力を結集して優勝できたっていうのはみんな忘れずにこの優勝旅行思い切り楽しんでやってもらいたいと思います」と語った。