鈴木誠也が2試合連続安打も、敗戦繋がる今季初失策 カブスは同地区カード初戦に惜敗
● カブス 4-5 パイレーツ ○ <現地時間5月16日 リグリー・フィールド> シカゴ・カブスが本拠地での同地区カードを黒星スタート。鈴木誠也外野手(29)は「2番・右翼手」でフル出場し、2試合連続安打を放ったが、チームの敗戦に繋がる失策を記録した。 2点先制を許した1回表、二死から5番ゴンザレスが放った右中間への打球を鈴木がスライディングキャッチ。好守を見せた直後の第1打席では、パイレーツ先発のルーキー右腕ジョーンズから左前安打を記録。2試合連続安打をマークした。 試合は1対2、カブス1点ビハインドで序盤を終えると、4回表から2イニング続けて両チーム得点。そして3対4で迎えた6回表、一死三塁の状況で6番グランダルの放ったライナーが鈴木の正面へ。鈴木は前進しながら捕球体制に入ったが、この打球を捕り損ね後逸。痛恨の今季初失策で追加点を献上した。 2点を追う8回裏、4打席目の鈴木は、この回から登板した3番手右腕ホルダーマンの初球を左肘に受け、死球で出塁。続くコディ・ベリンジャーの捕ゴロを捕手グランダルが一塁へ悪送球し、無死二、三塁の好機を迎えると、4番クリストファー・モレルの左犠飛で鈴木が生還。再び1点差に迫ったカブスだったが、決定打は出ず、惜敗を喫した。 この試合の鈴木は3打数1安打、1死球、1三振という内容。結果的に鈴木の失策が勝負を分ける形となった。今季成績は打率.282、4本塁打、OPS.826となっている。
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