巨人で23本塁打マーク…日本球界でプレー熱望の長距離砲に「長打力は魅力」高評価が
新天地で力を発揮できず
さらなる飛躍が期待されたウォーカーだが、その後は苦しい時期が続いた。昨年は春先から打撃不振で状態が上がらず、57試合出場で打率.263、6本塁打、20打点。同年オフに高橋礼、泉圭輔とのトレードでソフトバンクに移籍して中軸で期待されたが、20試合出場で打率.169、1本塁打、3打点。4月30日に登録抹消されると、その後に一軍に再昇格することはなかった。ウエスタン・リーグでも73試合出場で打率.201、7本塁打、25打点とアピールできず、来年の戦力構想から外れた。 ウォーカーと同じタイミングで巨人に入団し、親交が深かったグレゴリー・ポランコ(ロッテ)は昨年からロッテに移籍し、26本塁打で来日初のタイトルを獲得。今季は打率.243、23本塁打、60打点をマークし、来季の残留が決まっている。劣勢の展開でも一振りで試合をひっくり返す一発は稀少価値がある。日本での現役続行を望むウォーカーに吉報は届くか。 写真=BBM
週刊ベースボール