冬から春にかけて起こる不調の原因とは!?今すぐできるセルフケア3選|Mart
不調を感じたら取り入れたいセルフケア
自律神経を安定させ、不調を改善するために取り入れたいセルフケア3つを紹介します。 【1】湯船につかる 自律神経の乱れを整えるためには、血流の改善を心がけるといいでしょう。 湯船につかると、血管が広がるため血流が改善します。また、浮力は筋肉への負担を減らし筋肉の緊張をほぐすため、肩こりを和らげる効果もあります。 入浴をシャワーで済ませていた人は、湯船につかってゆっくり休むようにしましょう。 【2】適度に運動する 自律神経の安定に効果のある運動はウォーキングや軽めのランニング、水泳などの有酸素運動です。 運動をすると、自律神経のバランスを整えるセロトニンが分泌されます。なかでも、水泳は水の中をゆっくり歩くだけでも効果があり、自律神経の働きによい刺激を与えてくれます。 運動習慣のない人は、歩幅を広げて歩く、こまめに動く、階段を使用する、一駅多く歩くなどの工夫をしてみましょう。 【3】リラックスする時間をつくる 過剰なストレスは自律神経のバランスを乱し、首・肩周辺の血管を収縮させて血行不良を引き起こしてしまいます。 友人とおしゃべりする、趣味に没頭する、好きな香りや音楽を楽しむなど自分のための時間をつくるようにしましょう。
季節の変わり目の体調不良には漢方薬もおすすめ
漢方薬は自然由来の生薬で構成されており、春の体調不良の原因となる自律神経の乱れや血行不良、冷えなどに内側からアプローチします。 季節の変わり目の体調不良に対しては、下記のような作用のある漢方薬を選び、根本改善を目指します。 ・ホルモンバランスや自律神経を整える ・血流をよくして自律神経の乱れを整える ・消化、吸収機能を改善して心とからだを元気にする <季節の変わり目の体調不良におすすめの漢方薬> ・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 冷え症で疲れやすく、貧血症状やむくみ、肩こりが気になる人に用いられます。血行をよくしてからだを温め、水分代謝を整えて、肩こりやむくみにアプローチします。 ・補中益気湯(ほちゅうえっきとう) からだの倦怠感が強く、気力もわかず、胃腸の働きが弱い人に用いられます。胃腸の働きを助け、消化・吸収を改善することで元気を補う作用があります。食欲がない、元気がない、疲れやすいなどさまざまな症状に働きかけます。 漢方薬は自分に合っていなければ十分な効果が得られないばかりか、場合によっては副作用が生じることもあります。漢方薬に詳しい医師や薬剤師に相談しながら自分に合った漢方薬を見極めましょう。 お手頃価格で不調を改善したい人は、医薬品の漢方をチェックしてみましょう。