【ネタバレあり】衝撃の結末に驚愕する! どんでん返し映画5選!
孫たちを襲う超絶ホラー体験に震撼!!『ヴィジット』
衝撃の結末が待ち受けるどんでん返し映画を5本セレクト。作品紹介の後半には【ネタバレ】が含まれているので、ラストを知りたくない人は記事を読まないようご注意ください。なお「あの作品が紹介されていない!」「もっと、どんでん返し映画を知りたい!」という人は、まずは関連記事“【まとめ】まさかのエンディングに驚愕! どんでん返し映画65本!”のチェックしてみてください。 ご存知、シャマラン監督が手持ちカメラ風のドキュメンタリータッチで織りなす本作の主人公は、シングルマザーのもとで育ったティーンの姉弟たち。母は若かりし頃、家出同然で故郷を飛び出しており、子供らは生まれてからこのかた祖父母と会ったことがない。そんな矢先、SNS経由で祖父母から「是非孫たちと一緒の時間を過ごさせてほしい」との連絡が。母の承諾を得て、姉弟だけで祖父母の家で楽しい日々を過ごすのだが、しかし9時半以降、就寝したはずの祖父母は常軌を逸した奇怪な行動を取りはじめ……。 【ここからネタバレ】 「私たちは老人だから、調子が悪くなることも多いんだよ」との言い訳を信じた姉弟だが、度重なる奇行と恐怖体験に我慢できず、オンラインで母に祖父母の姿を見せると「その人たち一体誰なの!?」との返事が。彼らは祖父母になりすました別人だったのだ。地下室から殺された(本当の)祖父母の遺体が見つかる中、姉弟は生き残りをかけて必死の抵抗と反撃を繰り広げ、ようやく母と警察が駆けつけ無事保護されるーーー。シャマラン自身が”原点回帰”と呼び、まさに本作がきっかけで、この時期に低迷していたシャマランの評価が再び急浮上することに繋がった救世主的な一作である。
記憶描写の秀逸さに唸りまくりのサイコミステリー!『記憶探偵と鍵のかかった少女』
記憶探偵のジョンは、人の記憶の細部へ入り込み、数々の謎や事件を解決へと導く特殊能力の持ち主。かつて妻を失ったトラウマを抱える彼のもとへ舞い込んだ新たな依頼、それは家族に反抗して食事を摂ることさえ拒否する少女アナの心を探ること。ジョンにとってはごく簡単な仕事のはずだった。しかしアナは飛び抜けたIQの持ち主で、彼女が言うには継父がこの一族の資産を独り占めすべく、娘を施設へ追いやろうと画策しているのだとか。記憶を探るうちにアナを心から信用し、いつしか自身のトラウマも薄まっていくのを感じるジョン。その時、真夜中に緊急連絡が入り……。 【ここからネタバレ】 ジョンが屋敷へ駆けつけると、アナは彼の掌に自分の血を付着させて、行方をくらましてしまう。それが状況証拠となってジョンは依然として行方不明のアナを殺害した容疑で逮捕されることに。ずっと自由を渇望していた彼女は、自らの記憶を改竄してジョンを信用させ、家族の束縛から逃れるため彼を利用したのだ。その後、別の記憶探偵の尽力によって潔白が証明されたジョン。この顛末も含めてすべてが緻密な計画の一部で、我々は彼女の手のひらですっかり踊らされていたのかもしれない。