トヨタが逆転で製造者タイトル4連覇 ヒョンデとはわずか3点差 豊田章男会長も暫定表彰台に見参【WRCラリージャパン】
◇24日 世界ラリー選手権最終戦ラリージャパン最終日(SS17~21、愛知県豊田市) ◆ラリージャパン、頭文字D「藤原とうふ店」の激走!【動画】 トヨタが逆転でマニュファクチャラーズタイトル4連覇を飾った。最終ステージまでヒョンデと暫定ポイントながら同点で並び、上位5台にボーナスポイントが与えられるパワーステージの最終SSでの順位でタイトルが決する大接戦に。最終的に3点差でトヨタ陣営が上回った。ラリージャパンはトヨタのエルフィン・エバンス(英国)が2年連続勝利を果たした。 最終ステージのゴールに設けられた暫定表彰台にはトヨタのワークスチームのチームオーナーを務めるトヨタ自動車の豊田章男会長も参加し、シャンパンファイトに酔いしれた。タイトル獲得は4年連続7度目。 トヨタの勝田貴元は最終SSを4番手タイムでフィニッシュし、総合4位で4日間の競技を終えた。今季のシリーズランキングは6位となる。なお、最終成績は豊田スタジアムのゴールポディウムを通過して確定する。 優勝したエバンスは「この結果にはうれしい。チームとしてもね。もう一つのタイトルを取れなかったので、それが来年の目標だね」と語った。 ドライバーズチャンピオンはヒョンデのティエリー・ヌービル(ベルギー)が初めて射止めた。逆転王者を懸けて総合首位を守っていた同僚オイット・タナク(エストニア)が最初のステージでクラッシュしてリタイアし、最終ゴールを待たずにタイトルが確定していた。
中日スポーツ