佐々木朗希 ロッテへの譲渡金は約2億7000万円 25歳でメジャー移籍の山本由伸は71億円超
ロッテは9日、佐々木朗希投手(23)について、ポスティングによる米国メジャー・リーグ・ベースボール(MLB)球団への移籍に向けた手続きを開始することを発表した。海外FA権を持たない選手が大リーグ移籍するための制度で、申請手続き後に全30球団に告示され、入団交渉が可能になる。 【写真あり】身長168cmの近藤夏子アナ、佐々木朗希との2ショットが反響「身長差がお似合い」「美男美女」 現在23歳の佐々木は25歳未満の海外選手獲得時に契約金や年俸総額が制限されて、マイナー契約しか結べない「25歳ルール」の対象。米メディアは、12月15日までに契約する場合は約250万ドル(約3億8000万円)と予想しているが、同日以降は制限の総額が一度リセットされるため約700万ドル(約10億6400万円)になるとしている。ポスティングシステムの申請手続き締め切りは12月15日で、交渉期間は米球団への通知から45日間となっている。 旧所属球団への譲渡金は2018年から選手が契約によって保証される額により、変動していく現行制度となった。 マイナー契約での譲渡金は契約金の25%。契約額が2500万ドル以下の場合は金額の20%、契約金が2500万ドルを超え、5000万ドルまでの場合は最初の2500万ドルに20%、そこに残りの金額の17・5%を加えた額が譲渡金となる。 契約金が5000万ドルを超えた場合、上記の額に加え、5000万ドルを超えた額の15%が加わる。佐々木が700万ドルでマイナー契約を結んだ場合、譲渡金は700万ドルの25%の175万ドル(約2億6600万円)となる。 昨オフ、オリックス・山本由伸は25歳でポスティングシステムを使用してメジャーに移籍。12年総額3億2500万ドル(約462億円=当時)の契約を勝ち取り、オリックスへの譲渡金は上記計算式に当てはめると71億8875万円となった。