2008年に撮影されたマドンナ。Denis Makarenko-Shutterstock

現在北米とヨーロッパを廻る、「セレブレーション・ツアー」公演中のマドンナ。現地時間3月11日のロサンゼルス公演最終日にはゲストにカーディ・Bが登場、その前週にはカイリー・ミノーグを迎えるなど、豪華なコラボレーションが話題に。 【写真】カイリーとデュエットするマドンナ 今回のツアーでは、ヒットソング「Vogue」の曲に合わせてダンスするダンサーたちの踊りをマドンナが審査するコーナーがあり、ゲスト審査員としてこれまでにもジュリア・フォックスやエリック・アンドレなどが登場している。カーディはこのゲスト審査員として参加。ふたりは1990年のマドンナの「ブロンドアンビション・ツアー」を象徴する、お揃いのブロンドのウィッグとコーンブラを纏って審査員役を務めた。

カイリー・ミノーグもステージに

また、3月7日にはマドンナと同じく80年代にキャリアをスタートさせたカイリー・ミノーグがサプライズゲストとしてステージに。「私と一緒に歌うスペシャルゲストを紹介したいと思います。彼女の名はカイリー・ミノーグ」とマドンナが紹介すると、観客たちは拍手喝采でカイリーを迎い入れた。 マドンナは過去にカイリーのファンであることを告白し、2000年のTV番組出演の際にはカイリーの名が書かれたTシャツを着用。そのお返しに、この日はカイリーがマドンナの名が書かれたTシャツを着て現れた。 ふたりはグロリア・ゲイナーの「I Will Survive」のほか、2001年のヒット曲「Can’t Get You Out of My Head」をデュエット。現在65歳のマドンナと、55歳にして今年2度目のグラミー賞を受賞したカイリー。米豪を代表するポップの女王のツーショットを観られるだなんて、この日に居合わせた観客は、本当にラッキーだ。 さらに3月11日には、マドンナが共催した、グッチによるアカデミー賞のアフターパーティにテイラー・スウィフトが恋人のトラヴィス・ケルシーと出席。このパーティはパーティの共催者でマドンナのマネージャーであるガイ・オアセリーの邸宅で開催され、グッチの後援により、ゲスト全員にモノグラムがカスタマイズされたダッフルバッグが配られた。テイラーは9日にシンガポールでの「エラス・ツアー」公演を終え、このパーティのためにL.A.に帰国したという。マドンナにしてもテイラーにしても、ハードなライブパフォーンスを終えた直後に、パーティに参加する体力が残っているのがすごい！ マドンナのデビュー40周年を祝うために企画された、今回の「セレブレーション・ツアー」。膨大なヒット曲リストだけでなく、その華麗なるセレブ人脈に、マドンナの偉大さを改めて思い知らされる。