初泳ぎ前に海岸清掃 大勝スイミングスポーツ少年団 奄美大島の龍郷町
2025年元旦の初泳ぎを前に、鹿児島県奄美大島の龍郷町の大勝スイミングスポーツ少年団(山田隆博代表指導者、団員41人)は24年12月29日、同町戸口のアウン海岸で恒例の清掃活動に取り組んだ。児童や保護者ら約50人が協力してペットボトルや漁具などの漂着ゴミを拾い集め、新年に向けて海岸を清めた。 初泳ぎは同少年団が発足以来約50年続けている恒例行事。児童らは初日の出とともに海に入り、約300メートルを泳いで心身を鍛える。年末の海岸清掃も10年以上前から実施している。この日は、NPO法人ゆいむすび実行委員会も清掃に協力した。 参加者は袋を手に海岸を歩き、打ち寄せられたペットボトルやプラスチック製の浮き、発泡スチロール、空き缶や空き瓶などを回収。浜の奥のアダンの林に入り込んだごみも丁寧に探して集めた。 参加した小学5年女児(11)は「毎年掃除していてもごみがたまっていて驚いた。初泳ぎは毎年寒いけど頑張る。来年は背泳ぎで50メートル30秒台を目指したい」と笑顔を見せた。