松井大阪府知事が臨時会見6月19日(全文2)地震の影響、マイナスにならない
IR法案成立までの見通しについて
日本経済新聞:日経新聞の【キノシタ 00:26:07】です。今のIRについてなんですけれども、法案成立までにはもうワンステップあるわけですけれども、今、国会での成立の見通しっていうのはどうご覧になっているのでしょうか。 松井:いや、国会は議員内閣なんでね。そして要は今、IR法案に賛成なそういう政党の所属されている方々、過半数以上、参議院でも超えているわけですから、これはもう間違いなく成立すると、こう思っています。 日本経済新聞:法案成立するということで、目標とする24年度までの開業っていうのは可能になったというふうにお考えでしょうか。 松井:こう、なんて言うかな。十分時間的に余裕あるとは言えないけども、無理な日程じゃなくなってきたなと、そう思っています。これが通ってからですけどね。とにかく地域指定を早くしてもらうように僕は働き掛けたいと思っています。地域指定ないと、要は大阪に一番一緒に、情熱持ってやってくれる事業者を選べないから。事業者も地域指定があるからこそ本気で、要は中身の提案をしてもらえると思っていますから、今はふわっとした形で1兆円とかいっているけどね。各社1兆円投資しますとか言っていますけど、これ今回法律通って、いよいよ具体的な形になってきたときには、相手もビジネスなんだから、ざっくりと1兆とかいう話にはならんでしょう。うん。だから大阪に一番情熱持って、大阪の成長に寄与してくれる。そういう事業者をしっかり選んでいきたいと思っています。 日本経済新聞:すいません、手順としてはまず府市が事業者を地域指定のための申請があるんじゃないでしょうか。 松井:いや、これはだから地域指定については仮でもいいから、事業者と話し合いするためにやはり、きちんといいものを持ってきた場合は認定しますよという、そういう形作ってもらわないと。事業者も、申請はされる、要は地域指定されるか分からん状態ではね、具体的なもの作ってこれませんよ。具体的なものを作るにも経費は掛かるわけなんでね。だからその辺も含めて法律が通ればこれは国土交通省が所管になりますから、しっかり協議をしたいと、こう思っています。 日本経済新聞:これまでいわれてた2サイクルというのでしょうか。準備の早い自治体から先に選定するというのは今知事がおっしゃったことになるのでしょうか。 松井:だから、これまでもね、僕はいい続けてきましたけど、全部、候補地が全部最終、手挙げるところまで待って決めてたのではなえ。どこまで待つんですかという話になるから。これでは事業としてはやっぱり成り立たないと思いますね。だからやはり、全て待つのではなくて、やはり順番にね、準備整ったところが手を挙げて判断をしてもらいたいと。こう思っています。 日本経済新聞:分かりました。 司会:それではほかに質問。