「収容人数は10万人」マンU新オーナーによる新スタジアム建設計画の続報
ユナイテッドに相応しいスタジアムを作りたい
マンチェスター・ユナイテッドの新オーナーに就任したサー・ジム・ラトクリフ氏が、ホームスタジアムのオールド・トラッフォードの建て替えを決断した場合、10万人収容のスタジアムの建設を検討するようだ。 ラトクリフ氏は、共同新オーナーへ就任後、ユナイテッドの再建計画に余念がない。新スタジアムの建設も、再建計画の大きな柱の1つで、「北のウェンブリー」となりうる最先端のスタジアムを作りたいという願望を主張してきた。 ラトクリフ氏は『Geraint Thomas Cycling Club』のポッドキャストに出演し、新スタジアムの建設計画について改めて語った。 「マンチェスター・ユナイテッドは間違いなく世界トップ3のクラブで、世界最大のスポーツブランドだ。世界中どこに行ってもユナイテッドの名前を聞いたことがあるだろう。クラブとブランドにふさわしいスタジアムが必要だ。20年前はそうだったかもしれないが、今は違う。(オールド・トラッフォードは)少し疲れている。新しいスタジアムを建設すれば、世界最先端の施設となり、収容人数は9万人、10万人にもなるだろう」 現在、ヨーロッパで最も収容人数の多いサッカースタジアムは、バルセロナのカンプ・ノウで9万9354人だ。10万人収容のスタジアムを建設するとなると、ヨーロッパ最大の収容人数を誇るスタジアムになる。 ラトクリフ氏が熱望する新スタジアムは、実際に建設されるのだろうか。今後も同氏の発言に注目したい。
構成/ザ・ワールド編集部