緊急事態宣言から2週間、専門家会議が会見(全文4)人流の8割減はできていない
新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議は22日夜、会合後に記者会見を行った。 【動画】人との接触を8割減らす10項目とは? 専門家会議が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「人との接触を8割減らす10項目とは? 専門家会議が会見(2020年4月22日)」に対応しております。 ◇ ◇
5月6日以降の自粛要請について話し合っているのか
NHK:NHKの水野です。2点ございます。まず1点目は、ちょっと先ほどの質問とも少しかぶるんですが、提言の12ページにあります、(2)の丸、2の部分なんですけれども、ここに、今後、地域によって低減が見込まれた際の予防戦略としては、伝播が生じるハイリスクの場や地域間移動を伴うようなイベントなどについては自粛要請を継続する可能性があることを関連する事業者は想定しておく必要があるというふうに書かれておりまして、これは何か、5月6日以降の措置に関して少し示唆をされるような内容になっているかなというふうにお見受けしたんですけれども、こういったことに関しては今後も、6日以降も含めて、要請していくということはある程度、話し合われているのか、この辺りをまず1点、この点についてまず1点、伺ってもいいでしょうか。 脇田:先ほど西浦先生のほうからも少しお話があったと思うんですけども、やはり3密条件とか、それから大規模イベントといったところでハイリスクなところというのはすでに想定をされているということになりますので、今後のリスク、どの程度を考えるかということはありますけども、そういったイベントに関してはある程度の期間、自粛を要請する可能性があるということだと思いますし、それから地域によって感染状況が異なる、現在もそういう状況があるわけですけども、そういったリスクが高いところから低いところへの移動はやはりなるべくしてもらわないほうが感染の流出、流入ということが避けられるというふうに考えますので、そういった地域の感染状況を評価して、それについて、移動についても少し、こちらからも示唆をするというようなことは考えられるというふうに今、専門家会議の中では話をしているという段階です。