【浜名湖ボート・PGⅠスピードクイーンM】西橋奈未「1年間タイムを競って決めるのは面白い」
ボートレース浜名湖では来年2月19日から24日まで新設PG1「第1回スピードクイーンメモリアル」が開催される。選考基準の一つは各レース場で最速タイムを記録した女子レーサーという、斬新な大会だ。出場選手が2日に発表され、全国24場の〝最速女子〟が出揃った。その中でも全国トップタイムを叩き出したのが西橋奈未(28=福井)を直撃した。 ――レースタイムが選考基準となる大会が新設された 西橋 1年間タイムを競って決めるのは面白いなと思いました。レースでも明らかにタイムを狙っている時とかがあって、選手の間でも「あ、狙っている」とか話してますよ。自分はタイムが出るタイプなので、何となく出られるだろうなとは思っていました。 ――全国24場の中でも最高タイムを叩き出した 西橋 最近、知りました。トップで出られるのはうれしいですけど、これでドリーム1号艇とかではないんですよね? そうだったらもっとうれしかったんですけどね。 ――最高タイムが出たレースを振り返って 西橋 鳴門の時は狙っていたわけではないです。レース終わって45秒台だ!ってタイムを見て驚いたぐらいでした。全然速いタイムが出たという実感はなかったですね。リプレーを見ても、こわごわ乗っている感じでした。たまたま気象条件とか、いい条件が重なったから速かったんだと思います。 ――タイムへのこだわりは 西橋 特にはないですね。展示タイムについては自分は出る方で、展示タイムが速い時は上がりタイムも速いとは思っています。あまり出そうと思ったこともないですけど、今後は、この大会に出るために狙うことはあるかもしれないですね。 ――意気込みを 西橋 優勝したらクラシックに出られるというのが一番の魅力ですね。BBCトーナメントにも出られるんですね。女子はなかなかSGに出るのが大変なので、勝ってクラシックの権利が欲しいです。優勝の先にあるSGを目指して頑張りたい。もちろんPG1だし、賞金も大きいみたいだし、単純に勝ちたいですよ。初代の称号もいいですね。かっこいいですからね。ティアラとかマントとかあるのかな。どんな風に着飾ってもらえるのか、楽しみです。
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