マンション価格、4000万円台の超高級時計【スイスの名門ブランド“ブレゲ”】3つの複雑機構を搭載“マリーン”コレクション最新作
アブラアン-ルイ・ブレゲに授与された栄誉ある称号に由来し、海洋と結びついた豊かな遺産によって誕生した“マリーン”コレクションの新作は、耐久性に優れ、抜群の耐腐食性とタイムレスな輝きが特徴のプラチナをケースに採用。 【画像】三つの複雑機構、複雑な造形の文字盤を拡大して見る そこに手彫りギューシェ装飾でウェーブ模様が刻まれたセンターディスクや海洋信号旗を模したインデックス・秒針のカウンターウェイト、波型のリューズガードなどがあしらわれ、海の世界を明確に想起させる外観が生み出された。 ムーヴメントは三つの超複雑機構、ランニング・イクエーション・オブ・タイム、パーペチュアル・カレンダー、トゥールビヨンを備えた自動巻キャリバー“ 581 DPE”を搭載。これだけの複雑機構を有しながら80時間のパワーリザーブを備えており、8時から9時30分位置の間にセットされたブルーのインジケーターによりパワー残量も確認できる。
本作を特徴づける“ランニング・イクエーション・オブ・タイム”は、蓄光のブレゲ針が平均太陽時を、ゴールド仕上げのリングをあしらった針は真太陽時を示すことで、日常生活に欠かせない平均太陽時と、惑星の動きによって不規則に刻まれる真太陽時との差を瞬時に読み取ることを可能としている。 さらに、錨型のレトログラード針で日付けを、10時30分と1時30分位置に開いた二つの窓で曜日・月・閏年を表示する“パーペチュアル・カレンダー”、5時位置に取り付けられた“トゥールビヨン”など、複雑機構が盛り込まれた文字盤は、芸術作品のような雰囲気を感じさせる。
ケースバックからは、ウェーブ模様のプラチナ製ペリフェラルローターが手作業でエングレービングを施したキャリバーを囲み、1752年就役の軍艦“ロイヤル・ルイ号”のシルエットが浮かび上がる様子を見ることもできる。 ブラックのラバー製ベルトにあわせられたトリプルフォールディングバックルもプラチナ製で、他にはない特別な時計を身に着ける“稀有な贅沢”を感じさせるモデルといえる。価格は4079万9000円だ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部