【パリ五輪2024】レスリング・須崎優衣にインタビュー!一筋縄ではいかなかったオリンピック出場への道のりを語る
攻め姿勢、スピード感、迫力のあるタックルを見逃すな!
そんな須崎選手にレスリングの見どころや自身の強みを聞いた。 「レスリングは、豪快なタックルでポイントを取ったり、ゲームの展開が早くて面白いところが見どころなので、スピード感を楽しんでほしいですね。私のレスリングの強みである強気でガツガツ攻める姿勢を、ぜひ見ていて欲しいです!」 真っ直ぐ前だけを見る彼女の目は、すでにパリよりも先を見ているのだろう。 ▼須崎優衣(すさき・ゆい) レスリング女子50キロ級選手。小学2年生からレスリングを始め、ジュニア時代から数々の大会で優勝。2021年「東京オリンピック」レスリング女子フリースタイル50kg級金メダリスト。スピードに乗ったタックルを中心に多彩な技による攻撃が最大の持ち味。株式会社キッツ所属。
2度目のオリンピック。でもプレッシャーはない
前回大会で掴んだ“最高位”の金メダル。一度、王者の座を手にした彼女は、今大会何を目標にして、何をモチベーションにしているのか? 「2020は初のオリンピック出場だったので何もかも新鮮で。まさに未知の世界でした。 でも今回のパリも、まだ体験したことがないことに挑戦する新鮮さは、1回目と変わりません。目標はもちろん『2連覇』ですが、プレッシャーはなくて、ただただ楽しみでしかたない。オリンピックって本当にすごいんですよ(笑)。あの舞台にもう一度立てる喜びが闘志を燃やしてくれます。 それに、前回は無観客試合だったけど、今回は色んな人が見に来てくれるので、それがとても嬉しい。私は応援をされればされるほど力に変えられるので、頑張ってきた自分自身にも応援してくれる人たちにも恩返しできる最高の舞台だと思っています」。