ドライバーにちょっと時間がかかったけど…/コブラと契約したマックス・ホマ:後編
GolfWRX.com:クラブを替える中で、ドライバーが一番手こずったようですが。最終的にドローバイアス、フェードバイアスなど、どのような形に落ち着いたのでしょうか? ホマ 「最初に打った時は難しくなかった。間違いなくヘッドは気に入っていたんだ。ただ、ドライバーは最も強く、速く振るクラブだから、スピン量にはうるさくなってしまう。僕はスイング改造にも取り組んでいて、かなりのアッパーからレベルで打つようにしていた分、スピン量が上がってしまったんだ。曲げ過ぎることがあったり、曲げきれないこともあったね。両方のプロセスが進むなか、僕はスライスさせたい方向に気持ちに傾いていたので、できる限りカットしても大丈夫と感じられるドライバーが欲しかった。彼(ショーミン氏)はその傾向が一段階強いバックアップも組み上げてくれて、それだともっとカットさせようと思っても、そこまでカットしない。その辺が問題と言えば問題で、ヘッド形状はすぐ気に入ったのに、好みの弾道に見合ったスピン量が得られないでいた。滑車みたいな感じで、ゴルフスイングが変わったので、それに合わせてドライバーも変えねばならず、そこらがトリッキーだったね」
ショーミン氏 「それはそうですが、苦しんではいないんじゃないですか?マックスは(ドライバーに)一目惚れしたわけですし、打音も大いに気に入っていました。打感も気に入り、飛びも気に入っていましたので、それらはいずれも前向きなことでした。 マックスは、スイング改造中だったので、会う度に微調整を行いました。幸い、我々にはフューチャーフィット33があるので、大助かりでした。今では0.5度アップライトに、あるいは0.5度フラットにする、またはロフトを減らすくらいの調整しか行っておりません」 ホマ 「ロフトはかなりいじったね。最初、僕は低く打ち出しても大丈夫なようにロフトを多めにしたかったんだけど、当初の狙いよりも少し低くなった。低い方がより安定して、高く打ち出してもスピン量が激増することにならなかった。実際、スピン量を大幅に下げず、これまでより高く打ち出している。問題が解決することは分かっていたけど、いつもこのプロセスに一番時間を取られる。最も速くスイングするわけだから、少しのミスが大きなトラブルにつながる。これについてはかなり神経質になっていたけど、ベンがいて、あれこれやってくれたので良かった。33のオプションはかなりの量だから、彼がそれらを遣り繰りしてくれたのは良かったね」