軽キャン女子 森風美さんの愛車「ホンダ バモス ホビオ」はログハウス風!カスタムのこだわりポイントはどこ?
インテリアは木目を多用したログハウスのような雰囲気!
カスタムされた後部座席と荷室のインテリアは、ログハウスのように木をたくさん使った柔らかな雰囲気を重視して設計。キャンプ道具をたくさん積めるように、造り付けの棚などを設置せず、なるべく広い空間を確保できるようにしてあるという。 床は縦180cmのサイズで男性でも寝られるほどの広さがあり車中泊するには充分だが、それだけではないのがスゴイところ。一見すると完全にフルフラットにして、全面が床になっているように見えるが、実はもともとの後部座席は床下に残されていて、床の前方を取り外すと4人乗りをすることもできるという。 森さん「友人などを乗せることもあるので後部座席は取り外さずに残しました。快適に車中泊はしたいけれど、利便性が失われるのもイヤという、欲張り精神からこのスタイルが生まれました!」 欲張り精神があるとは意外だが、その精神とフレキシブルさは後部座席の存在にとどまらず荷室全体にまで及んでいた。なんと床やラックなど、天井以外の部分は全て外せるようになっていて、使わないときは下ろしてしまえるのだとか。車中泊以外での使い勝手も忘れないリバーシブルみたいな柔軟さ、それが森さん流なのかも。
こだわりポイント「十字格子窓」は日本初?
どこをとってもこだわりのクルマだが、特にこだわったポイントを聞くと「リアサイドウインドウの十字格子窓がお気に入りです」と森さん。 森さん「天井と床を木目にしたとき、サイドの壁がそのままだと寂しさを感じました。何かいい方法がないかと思っていたとき、たまたま手に取った雑誌で海外のタイニーハウスが目に入りました。そこで木目の十字格子窓が使われていて、“これだ”と思って採用したんです。私が十字格子窓を取り付けた時は、まだ誰も同じことをしていなかったので、日本初の方法だと思います」 窓を塞いで壁を作る方法もあるけれど圧迫感が出てしまうので、窓は残して外が見えるように十字格子窓を。しかも、マグネットで取り付けてあるので、すぐに取り外すことができるようになっている。こういった細かなこだわりが、バンライフのムードをさらに盛り上げてくれる。 また、シートもオリジナル仕様に張り替え。全面布張りのシートにすると車内に布面が多くなり重い印象があるので、背面にレザー、座面にコーデュロイを採用した。レザーがアクセントになってインテリア全体が締まって見えるほか、コーデュロイの座面は滑りにくくて座り心地もいいという。