洋服の青山、ECサイトでトラブル 一部商品の出荷に影響 回復は発生から1カ月後の20日ごろに
紳士服大手「洋服の青山」などを手掛ける青山商事は1月7日、2024年12月17日に発生した公式ECサイトでの障害について、1月20日ごろ復旧の予定と明かした。障害の発生から復旧まで1カ月以上かかる見込み。 青山商事の発表全文(12月27日) 同社ECサイトの障害を巡っては、12月27日に「最大16日経過しても出荷されていない注文がある」として、一部商品の出荷が遅れていると公表。商品の裾上げなどの補正についても、データが連携できておらず、一部未補正のまま出荷していたとして謝罪していた。 これに対し、青山商事は、注文日から到着まで2週間以上かかった場合、返品を受け付ける他、未補正の商品が届いた場合も、近隣の洋服の青山の店舗で補正対応する方針を示している。 システムトラブルの原因については、12月27日時点で「システムの変更に伴い不具合が生じている」と説明。25年1月6日にも「大変多くの連絡があり、メール返信および電話での対応に時間がかかっている」としていた。 青山商事によると、今回の障害で顧客全体の10%強が出荷の遅延などの影響を受けたという。なお「現在の受注には遅延はない」としている。
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