トランプの「人事情報」で見えた…!イーロン・マスクが密かにあてがう「超優秀な新ブレーン」、そのヤバすぎる正体
トランプ政権の「真のブレーン」の候補者
トランプ新政権の閣僚人事がつぎつぎと発表され物議をかもしています。 厚生長官に反ワクチンのロバート・ケネディJr.を起用し、中国と外交で対峙する国務長官にはタカ派のマルコ・ルビオ上院議員、司法長官には過去に児童人身売買の疑いで司法省に捜査されたことのあるマット・ゲーツ下院議員(後に本人が辞退)と 【写真】大胆ショットに全米騒然…トランプ前大統領の「娘の美貌」がヤバすぎる! いずれも問題のある人事が発表されています。 しかし、今回の人事でもっとも注目すべきはイーロン・マスク氏です。テスラ、スペースX、そしてSNSのXを所有する企業家のイーロン・マスク氏は選挙戦でトランプ候補を徹底的に支援し、トランプ氏との距離が急接近しました。 そのマスク氏は政府効率化省のトップに就任することが発表されました。この省は正式な政府組織ではなく、外部アドバイザー的な位置づけになるとされています。企業経営者との二足の草鞋であることからその就任は他の閣僚ほど注目されていないように感じます。 Twitter買収後に8割の人員をリストラして経営を効率化させたマスク氏が政府機関のリストラに何らかのメスを入れるだろうとか、宇宙開発や自動運転などマスク氏のビジネスに関連した規制緩和を提言していくだろうとか、噂されるのはその程度の観測です。 しかし私は今回のトランプ政権の人事では最終的に、マスク氏が常人が想定しないような形でアメリカ合衆国の政治を変えてしまうことを予測しています。 今回の記事ではそのことについて解説したいと思います。 順を追ってお話しします。
イーロン・マスクがトランプに進める「あるもの」
トランプ大統領誕生後の今、最も影響力を持っているトランプ大統領お気に入りの側近がイーロン・マスク氏という状況になっています。 トランプ氏に近づきたければまず、マスク氏の目にとまることが早道だとすら言われています。トランプ氏はマスク氏を「超天才だ」と称賛しています。 ではそのマスク氏は、どのようにトランプ氏に対して政府を効率化させようと提案するでしょうか? 間違いなく提言することは連邦政府の人員削減です。あれほどたくさんの人数の政府職員がいる必要はないと主張するのです。 今のアメリカ政府は人が多すぎるせいで、会議の数はたくさん必要になるうえに、物事が決まるまでのスピードも遅い。有能な人間に権限を与え、人数を絞ったほうが政府は効率化されると説くでしょう。 しかし現実の行政で、ひとりひとりの官僚にこれまでよりも大きな決定権を与えた場合、それが機能するのでしょうか? 重要な意思決定のために周囲にブレーンとなるチームが支える必要があるのでは? と考えるのが普通でしょう。 これまでの歴史ではいくら官僚の人数を絞ろうとしても、そのたびに新たなアドバイザーチーム、新たな組織が補強され、政府組織は肥大化していく傾向がありました。組織というものは削減すればその後、一定の時間を経て必ずリバウンドするものなのです。 ではどうしたらいいのか? そこでマスク氏はトランプ氏に言うでしょう。 「そうならないことをわれわれが証明すればいい。まず、ホワイトハウスでこれを使ってみないか?」と。 そういってマスク氏が見せるのが、マスク氏が独自に開発をしている人工知能「X」です。